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- 遺伝子解析システムGenomeLab GeXP
すべての研究者には理想とする分析技術があります。GenomeLab™ GeXP Genetic Analysis System(GeXP)は、DNAシーケンサーとqPCRシステムが一体化したシステムです。ラボで解析したデータを自ら管理することで、目的を即座に、かつ容易に達成できます。
GeXPは、遺伝子発現解析、DNAシークエンシング、ジェノタイピング、SNP解析フラグメント解析のいずれのアプリケーションであってもそのすべてをカバーできます。この極めて多機能性を持ったシステムは、複数の異なるアプリケーションを同一プレート上で同一のキャピラリーアレイおよびゲルを使用して完全に自動化されているため、複数のプロジェクトが進行している忙しいラボにはまさに最適なシステムです。
主な特長 | |
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超長寿命のレーザー |
自動キャピラリーアライメントでのオンカラムレーザー誘導蛍光により、感度と信頼性の高い検出ができます。超長寿命のダイオードレーザーは赤外線蛍光色素を励起し、アルゴンイオンレーザーと比較して高い感度を実現すると同時に、メンテナンス面でも大変経済的です。 |
2プレート対応によるスループットの向上 |
GeXP™は、2枚の96ウェルプレートが搭載できます。8本キャピラリーアレイにより196サンプルを一度に処理できます。 |
サンプル熱処理 |
分離の再現性やプレート間の一貫性を維持することができます。反応後、各サンプルウェルにヒートディネーチャを施します。 |
サンプル追跡の簡素化 |
バーコード管理が可能ですので、正確なサンプルの追跡報告が確保されます。また、GenomeLab GeXP™ にオートサンプラーをセットアップすることも可能ですので、大量のサンプルの自動化とトレーサビリティの簡素化が可能です。 |
長年にわたるライフサイエンス分野での実績を基に構築された装置を使用して解析を行うことで、遺伝子解析による発見を身近にします。
非常に繊細な技術を要する遺伝子解析には、複数の遺伝子アッセイを1台の装置上で行うことができるような技術が要求されます。
多くの異なるプロジェクトが同時進行している忙しいラボでは1つの装置により同一のサンプルプレートから複数のアプリケーションを実行することで作業効率を最大限に高めることができます。
遺伝子発現において、生物学的に関連性のある微細な変化でも可視化できます。わずか25ngのトータルRNAから1回の反応で最高30の遺伝子のわずか0.5倍の発現量変化まで検出します。
主な特長 | |
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寸法 |
高さ37インチ(94cm)×幅24インチ(61cm)×奥行26インチ(66cm) |
重量 |
180lb(81.6kg) |
電源 |
100~240VAC、5A、50/60Hz
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波長 |
(650nm&750nm)ダイオードレーザー励起 |
レーザー |
長寿命半導体レーザー(Class 1 レーザーハザード) |
遺伝子発現解析をLOH試験で補完することができます。SNP解析結果をシークエンシングによって確認できます。MLPA 法によるゲノム解析結果を遺伝子発現と組み合わせることによって、全体像が得られます。1台の装置でこれらすべて、そしてそれ以上のことを、またこれらすべてを単一のキャピラリーアレイ、1本のゲル、そして1つのソフトウェアで実行することができます。