SCIEX 7500+ システム

機器のレジリエンスに関する新たな基準を設定

SCIEX 7500+ システムは、複雑なマトリックスで最大2倍長く、最高の感度を維持するように設計されたトリプル四重極です。

Overview Benefits Data Features SCIEX OS software Resources Service & support

概要

最も困難な研究にも自信を持って取り組み、最高レベルのパフォーマンスで継続的に実行できます

重要な決定を迫られているとき、挑戦に立ち向かうための革新的なシステムが必要です。高効能薬候補の臨床試験への進行、変わりゆくPFAS規制に備える、または何年にもわたってバイオマーカーの研究を進め、それが後に誰かによって診断性のアプリケーションにおける癌の診断試験の開発に役立つかもしれないということ、あなたが行う決定はすべて重要です。

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定量の次の時代

SCIEX 7500+ システムは、精密定量を次のレベルへ進化させます。ますます複雑化するマトリックスの何千ものサンプルセットにわたって、長期間にわたって正確な結果を実現します。新たな挑戦に自信を持って立ち向かうことで、研究はより短い期間で実施することが可能です。

複雑なマトリックスでも最高レベルの感度を最大 2 倍維持し、最も複雑なマトリックスでも耐久性のあるアッセイを開発します。これまでで最速のトリプル四重極を使用して、大規模なMRMパネルの範囲を広げ、フロントエンドのユーザメンテナンス機能であなたの機器のダウンタイムを管理してください。

Mass Guardテクノロジー

この革新的な技術は、質量分離前の新しいイオンフィルタリング機能により、機器汚染のリスクと頻度を低減します。

新設計の取り外し可能なDJet+アセンブリ

取り外し可能な DJet+ アセンブリにより、ユーザー自身でクリーンナップおよびメンテナンスが可能になり、フロントエンドの管理スケジュールを立てやすくなります。

最大毎秒800MRMの速度

これまでで最速の SCIEX トリプル四重極は、新たな問題の化合物を含めて大量の定量パネルの範囲を広げます。

大規模で複雑なサンプルセット全体にわたって高い感度、速度、レジリエンスを実現

SCIEX 7500+ システムは、ターゲット定量のエリアで画期的な技術を提供し、医薬品開発、新規汚染物質、生命科学研究の全体にわたって超高感度レベルの定量を可能にします。7500+ システムのパフォーマンスは、機器汚染を引き起こすことで知られるマトリックスを用いたハイスループットアッセイによって厳密にテストされています。このシステムは、高感度で堅牢な定量分析を実現し、ダウンタイムのリスクを低減しながら、複雑なマトリックス内の極低レベルの化合物を定量分析できます。

レジリエンスとは、最も過酷な条件下でシステムをテストすることを意味します。

ますます複雑化するマトリックスの何千ものサンプルセットにわたって、長期間にわたって正確な結果を実現します。新たな挑戦に自信を持って立ち向かうことで、研究はより短い期間で実施することが可能です。

fg/ｍLまたは1000兆分１のレベルの感度を達成して、大きなサンプルセット全体での研究と精密な結果を推進できます。

レジリエンスの革新により、効率が向上し、ダウンタイムが短縮されます。

Mass Guard テクノロジーは、機器のレジリエンスに新たな基準を設定します。これは、稼働時間と堅牢性の向上、機器汚染のリスクと頻度の低減に関する重要な革新です。

システムの保守性が向上するとともに、機器のダウンタイムを制御できるため、投資収益率を最大化できます。 1 日あたり最大 10,000 ドルに相当するコストのかかるダウンタイムを回避します。

データ

妥協のないパフォーマンスと信頼性の両方を体験

パフォーマンスを犠牲にすることなく、最大2倍長く稼働
複雑なマトリックスのより低レベルの微量分析物を定量する
時間と投資を最大限に活用

Mass Guardテクノロジーは質量分離前でイオンをフィルタリングします
多種多様な複雑なマトリックスに対するメソッドを迅速に開発
サンプル調製の簡便化の可能性によるメリット

イオン光学系の新たな革新により実現した、これまでで最も高速なSCIEXトリプル四重極システム
より大きな定量パネルの範囲を広げる
メソッド開発の必要性が最小限

簡単な監視とパフォーマンスの追跡により、必要な場所に注意を集中できます
時間を節約し、バッチの失敗や測定の繰り返しの可能性を減らします

図 1. SCIEX 7500+ システムでアルプラゾラム（医薬品低分子）とスルファメトキサゾールの SST（A）およびラット血漿マトリックス（B）注入を分析したピーク面積比（IS で標準化されたピーク面積）。 3 つの薬物化合物の内部標準補正データ。ラット血漿の 10,000 回以上の注入で 3 ～ 5% の %CV を示しています。

図2. SCIEX 7500+ システムを使用してポジティブモードで取得した、溶媒ブランク、10 ng/L(LLOQ )および 100 ng/L 溶媒中、および 100 ng/L で後添加したオレンジジュース中の除草剤（ジウロン）の代表的な XIC。

図3. SCIEX 7500 (水色) および SCIEX 7500+ (青) システムによる品質管理 (QC) 用溶媒中のパーフルオロオクタンスルホン酸 (PFOS) の初期応答 (A) に対して標準化された生のピーク面積と、内部標準 (IS) 補正されたピーク面積比 (B)。約 7000 回の注入にわたるさまざまな複雑なマトリックス中 PFOS の定量の安定性。13 種類の PFAS 化合物のうち 11 種類では、7500 種類と比較して、感度維持できる注入パフォーマンスの回数が最大 2 倍向上しました。