サンプル測定をスタートさせた直後にエラーが検出された場合に考えられる原因の可能性について。エラーメッセージ:Shimadzu LC Controller Device Fault Detected


日付: 12/14/2017
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Analyst®ソフトウェアのQueue画面でサンプル測定を開始した直後にエラーが検出され、LCMSシステムの設定で問題がないと思われる場合は、オートサンプラートレイが正しく押し込まれていない可能性があります。

オートサンプラートレイが正しく取り付けられていない場合の動作は次の通りです:サンプル測定をスタートするには、メソッドの平衡化またはReadyアイコンを押すとAnalystのステータスが緑色になり、システムはReadyの状態になります。サンプルをSubmitし、Queue画面で「Start Sample」アイコンがクリックされた直後に、Queue画面のサンプルの横にあるインジケーター表示が赤に変わります(LCステータスが赤くなります)。サンプルの横の赤い円をクリックすると、「Shimadzu LC controller device fault detected」というエラーメッセージが表示されます。

このエラーメッセージは、Shimadzu LCコントローラデバイスに関連するハードウェアまたはソフトウェアの問題が原因で発生します。

このエラーメッセージが表示される一般的な原因(唯一の原因ではありません)は、オートサンプラーのサンプルトレイが正しく押し込まれていないか、オートサンプラーのハウジングに正しく配置されていないことです。この場合、Shimadzuオートサンプラーに「L: None」というメッセージが表示されます。

サンプルトレイを奥まで押し込むと、例えば「L = 1.5 mL」などのメッセージが表示されるようになります。