Analyst® ソフトウェアで使われる積分タイプ(Integration Type)とは何ですか?


日付: 12/27/2018
カテゴリー:

0 投票
   印刷する    記事を評価する:

研究用にのみ使用できます。診断目的での使用はできません。


回答

In Analyst®ソフトウェアでは、積分アルゴリズム(Analyst ClassicまたはIntelliQuan)が選択できます。 ただし、積分タイプ(Integration Type)はユーザー側で設定するものではなく、ピークが自動積分される時にソフトウェアが決定します。

ベースラインが検出され、ピークが検出された時に積分される積分タイプ(Integration Type)は次の通りです。:
1) Manual: ピークが手動で積分された場合。
2) Automatic: ピークを次のように自動積分した場合。:

  • Baseline-to-baseline: ピーク面積は、ベースラインまで続くピークの始点と終点で垂直に降ろした線(Vertical droplines)によって定義されます。この積分タイプ(Integration Type)は、直前または直後に別のピークがないピークに対してのみ適用されます。
  • Valley: Baseline-to-baselineと同じですが、直前または直後に別のピークがあるピークにのみ適用されます。
  • Exponential Skim: ピーク面積は、Exponential skimにおけるメインピークまたは元となる大きなピークです。
  • Exponential Child: ピーク面積はExponential skimにおける小さなピークです。
積分タイプ(Integration Type)は、『Analyst Software Advanced Users Guide』の80ページにも記載されています。 積分タイプ(Integration Type)のカラムは、以下の手順でAnalystソフトウェアのResults Tableに表示できます。
Results Tableを右クリックし「Table Settings」、「Edit」を選択します。左画面で「Columns」を選択し、「Edit」をクリックします。プルダウンメニューから「Analyte」を選択し、「Analyte Integration Type」を選択します。