SCIEX ZenoTOF 7600システム
新しい電子解離技術EAD
アップグレードしたMS-DIALで解析自由自在
本オンデマンドWebinarでは、ユーザー数7,000人を超す質量分析ビッグデータ用統合解析プラットホームでは第一選択となるMS-DIAL※について開発者の東京農工大学 工学研究院 津川裕司 准教授より、ご講演いただいております。ローンチ時のSWATH-MS活用バージョンからSCIEXの新しい電子解離技術EAD対応となる最新バージョンまでの開発軌跡オーバービュー、および最新バージョンによるメタボロ、プロテオ、リピド‐オーム解析事例を含んだかなり盛りだくさんの内容となります。
加えて、弊社SCIEXからは本アップデートに活用いただいたZenoTOF 7600システムの原理説明と新規アプリケーションデータをご紹介。
オミクス、医薬品、食品、化学など、これまで以上の幅広い分野にてご活用可能な最新のSCIEX高分解能質量分析装置の革新性を、ぜひその目でご確認ください。
プログラム概要
- はじめに
SCIEX 代表取締役 米野 剛弘
- ZenoTOF 7600システムのご紹介 基幹技術と新規分析事例
SCIEX マーケットディベロップメントマネジャー 建田 潮
- MS-DIALによるEAD-MS/MSを用いたノンターゲットリピドミクス
東京農工大学 工学研究院 津川裕司 准教授- MS-DIAL開発の軌跡
ローンチ(SWATH-MS活用)から最新バージョン(EAD活用)まで - MS-DIAL最新版詳細(EAD対応)
メタボロミクス 化合物1000以上含むライブラリの紹介
プロテオミクス ECD, Hot-ECDを活用したDe novoシークエンス解析
リピドミクス EIEIOを活用した脂質アノテーションプログラム開発
脂質クラス規定のフラグメント把握
アシル基の炭素数・不飽和度把握
SN1/SN2のポジション把握
二重結合位置の把握
事例:CIDでは識別不可能な脂質異性体 LDGTS/LDGTAの識別
新製品SCIEX ZenoTOF 7600システム 2大特徴:
- 調整可能なフラグメンテーション【EAD】
電子励起解離を行うElectron Activated Dissociation(EAD)セルで、低分子化合物からタンパク質まで、様々な分析対象に対して全く新しい構造推定が可能に。
- 感度が従来より5-20倍向上【Zeno trap pulsing】
Zeno trapの使用で、MS/MSデューティーサイクルを向上し、90%以上のTOFへのイオン注入が可能に。
※津川先生は国際共同研究グループと共同で、情報科学の力でメタボロームを包括的かつ高速に分析・解析する質量分析インフォマティクスの研究に取り組まれています。2015年にはガスクロマトグラフィー質量分析装置(GC-MS)、液体クロマトグラフィータンデム質量分析装置(LC-MS/MS)用の統合解析プログラム「MS-DIAL」を発表されました。
※ご登録は、本ページお申込みフォームに必要事項ご記入の上、送信ボタンを押してください。
※同業他社様からのお申し込みはお断り申し上げます。