このトレーニングコースをお勧めする対象者:
「初級定量トレーニング メソッド開発」の内容は習得しており、より詳しい定量分析・解析の機能を学びたい方
- 例1)MS内部のパラメーターの自動最適化の経験があり、マニュアルでの最適化もできるようになりたい方
- 例2)Scheduled MRMアルゴリズムを使用して、簡単に多成分一斉分析のメソッド作成を試されたい方
- 例3)クロマトグラムの表示や定量結果の編集において、使用頻度の高い機能について学びたい方
このトレーニングコースの位置づけ:
「初級定量トレーニングコース メソッド開発」の内容は習得済みで、基本操作は問題ない
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マニュアルでMS内部のパラメーターの最適化を行い、さらに高感度分析できるようにしたい
Scheduled MRMを使用した多成分一斉分析に興味がある
Analystソフトウェア、MultiQuantソフトウェアもしくはSCIEX OSソフトウェアのさらに詳しい機能について知りたい
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中級定量トレーニングコース MRMモードでの定量
トレーニングコースの内容:
設定
測定(LC-MS/MS実機を操作しながら学習します)
- - MS内部のパラメーターのマニュアル最適化と作成した複数のメソッドの結合
- - Scheduled MRMを使用したメソッドの作成方法、ピリオド区切り、posi/negaスイッチングに関して
解析(解析ソフトウェアを操作しながら学習します)
- - クロマトグラムやスペクトルの表示方法や使用頻度の高い機能
- - Result Tableの表示に関する機能、解析途中で解析メソッドを編集する方法、RSDの計算方法 等
- ※Analystソフトウェア、MultiQuantソフトウェアもしくはSCIEX OSソフトウェアのどちらかをお選びください。
受講終了後には、修了証をお渡しいたします。
トレーニングコース修了後のイメージ:
- Hardware Configurationを新規作成できます。
- LC-MS/MSで感度良く測定するためのMS内部のパラメーターの最適化をマニュアルで実施することができます。
- Scheduled MRMを使用し、多成分一斉分析のメソッドが簡単に作成できるようになります。
- Result Tableの表示を変更したり、解析途中で解析メソッドを編集し、保存することができます。
- Analystソフトウェア、MultiQuantソフトウェアもしくはSCIEX OSソフトウェアのどちらかをお選びください。
注意点:
- 装置設置時の基本操作トレーニングを受講していない、もしくは受講したが操作に不安があるという方には、本コース受講前に「初級定量トレーニング メソッド開発」を受講頂くことをお勧めいたします。
- 本トレーニングコースで紹介する機能の中には、Analystソフトウェアのバージョンによってご使用頂けない機能もございます。
- お申し込みの人数が最少催行人数に満たない場合、お申し込み回のトレーニングが開催されない場合があります。
その際、別の回のトレーニングをご案内させて頂くことがございますが、予めご了承をお願いいたします。 - 本コースは定量分析のトレーニングコースとなっております。定性分析のにご興味がある方には、「QTRAP LC/MS/MS Systemシリーズ定性トレーニングコース」をご用意しております。
トレーニング タイムスケジュール:
10:00~12:00 実習 ※装置を使用します
- Configureモードの設定をする
- 測定条件を最適化する-MS内部のパラメーターのマニュアル最適化
13:00~14:00 実習 ※装置を使用します
- Scheduled MRMを使用したメソッドの作成方法、ピリオド区切り、posi/negaスイッチングについて解説
14:00~17:00 実習 ※解析用のパソコンを使用します
- Exploreモードで使用頻度の高い機能を使用してみる
- 使用するソフトウェアごとに分かれて、詳しい解析の機能を学ぶ
- 質疑応答
※進行状況により時間が前後する場合がありますが、ご了承ください。
開催予定
お申込みは、以下フォームへご登録いただくか、下記Emailまたは電話番号までご連絡ください。
Email:jp_support@sciex.com TEL:0120-318-551