日付: | 05/31/2018 |
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問題の説明
MultiQuant™ ソフトウェアでイオン比(Ion Ratio)が正しく計算されず、予想よりもはるかに高い値を示しました。
解決方法
ブランクのサンプルが検量線ポイントに含まれているため、イオン比(Ion Ratio)の値が正しく表示されていません(次の例では、「MRM Rinse4」が余分な検量線です)。このサンプルの「Sample Type」を「Standard」のままにする場合は、ノイズのピークを取り除く必要があります(F4キーでこれを行います)。そうしなければ、「MRM Rinse4」サンプルのピークを積分し、イオン比(Ion Ratio)の計算に加えてしまいます。「Sample Type」を「Standard」とした場合、「MRM Rinse4」サンプルのピークは、検量線の一部であることを示します。
検量線として認識させない最適な方法は、「Sample Type」を「Standard」から「Blank」に変更することです(.qsession)。また、Batch作成時にQuick Quant メソッドを設定する場合は、「Quantitation」タブの「Quant Type」を更新してください。
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