AnalystソフトウェアのMRMのAcquisition Methodをマージする方法｜質量分析計・LC-MS/MSシステムのSCIEX

研究用にのみ使用できます。診断目的での使用はできません。

回答

 

このスクリプトを使用して、あるメソッドからオリジナルメソッドにMRMトランジション情報をマージすることができます。全てのメソッドは、1Period、1Experimentのみです。
Analystヘッダーメニューで「Scripts 」に移動し、「Merge MRM」を選択します。
リストに「Merge MRM 」がない場合は、事前にインストールする必要があります。
ワークステーションの次のフォルダに移動します。
Windows7(32bit)の場合：D or Cドライブ\Program Files\Analyst\Scripts
Windows7(64bit)の場合：D or Cドライブ\Program Files (x86)\Analyst\Scripts
「Merge MRM」スクリプトフォルダを開き、ScriptRunnerをダブルクリックします。
画面の指示に従って、スクリプトをインストールします。
Analystソフトウェアを立ち上げると、「Scripts」メニューに表示されます（「Scripts User Guide」参照）。

ダイアログポップアップウィンドウが表示されます。

「Original Method」は新しいメソッドの鋳型になるので、HPLCメソッドがすでに設定されている場合は、このメソッドを「Original Method」として選択します（そうしないとHPLC条件が失われます)。「New Method」の名前と保存先を指定し、Addからオリジナルのメソッドにマージするメソッドを追加します。
オプション機能として、全てのメソッドがCompound Optimizationで作成されたファイルを使用している場合は、「Update MRM compound ID from the file name」チェックボックスをオンにすると、Compound IDカラムにマージされたメソッドの化合物名が入力されます。選択したメソッドから全てのMRMトランジションを追加するには、「GO」をクリックします。新しく作成されたメソッドは自動で開きませんが、Acquireモード→ Open Fileから手動で開くことができます。