Network Acquisition用にAnalyst®ソフトウェアを設定する方法


日付: 07/07/2016
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研究用にのみ使用できます。診断目的およびその手続き上での使用は出来ません。

 

Analyst projects(したがってデータとメソッド)は、ルートディレクトリ(Root Directory)と呼ばれるものに格納されます。このRoot Directoryはインストール時に設定され、通常D:\Analyst Dataに設定されます。Root Directoryには、Project - 'API Instrument'の設定を含むAnalystのすべてのプロジェクトと、新しいプロジェクトのデフォルトとData Acquisitionプロジェクトが含まれています。これらのデータ収集プロジェクトは、ネットワークロケーションにリダイレクトすることができ、多くの装置で同じネットワークロケーションを使用することができます。それにより、データストレージの保守が大幅に簡素化されます。ここでの記載は、Analystソフトウェアを使ってQuadrupoleまたはQTRAP®装置で設定した場合のみ、Analystソフトウェアに適用されます。

  1. ネットワークドライブのマップ
    1. Windowsのエクスプローラーから「Computer」を右クリックし‘Map Network Drive’を選択します;

  1. Drives(この例ではX:)を選択し、Folder:入力ボックスに完全なUNCパスを入力します。

‘Finish’を押します。この時点で、ドライブをマップするためにネットワーク資格情報を入力するよう求められます。

  1. マップされたドライブのリストにドライブが表示されます。

ドライブ・マッピングに関する注意事項:

チームの全員がドライブを同じ文字にマッピングすることは良いアイデアです(これは必須ではありません)。ドライブをグループポリシーレベルでマッピングすることは、IT部門にとって魅力的です。Windows Server 2008以降のGPOを使用すると正常に動作します。ただし、以前のグループポリシーバージョンを使用していて、ドライブが LabData(\\emwar-labfs1)(X:) の代わりに LabData(X:) のようにマッピングされている場合は、UNCパスが名前の後に来てしまいパスを正確に判断することができず、メソッドやデータの保存に問題が生じる可能性があります。

  1. 新しいProject Rootの作成

この手順は、最初の装置をネットワークロケーションに接続する場合にのみ必要です。既存のデータロケーションに接続する場合、これは必須ではありません。

  1. Analyst Softwareを開きます。
  2. Configureモードで、Tools > Project > Create Root Directory …を押します。

  1. Browse]ボタンを使用してRoot Directoryを作成するペアレントDirectoryを選択し、[OK]を押します。

  1. [New]ボックスに新しいRoot Directoryの名前を入力し、[OK]を押します。

  1. Project Root内にプロジェクトおよびワークスペースディレクトリが作成されます。
  1. Analystを新しいRoot Directoryに追加します。
    1. Configureモードで、Tools > Project > Set Root Directoryを押します。

  1. フォルダブラウザを使用して、手順2で選択したルートフォルダを選択し、OKを押します。

  1. プロジェクト内のDefaultプロジェクトのみがドロップダウン表示され、ルートディレクトリ(画面の右下に表示されます)にはネットワークロケーションのUNCパスが表示されます。

  1. 通常どおりプロジェクトを使用して作成すると、定義されたネットワークロケーションにプロジェクトのコンテンツが格納されます。