SCIEX OSでAutoPeak積分アルゴリズムを使う時の「Peak Selection」の選択


日付: 02/15/2019
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研究用にのみ使用できます。診断目的での使用はできません。


回答

SCIEX OSのQuantitation Methodで使える「Peak Selection」には、4種類のタイプがあります。Expected RT、IS、Largest、Groupです。これらのタイプは、Analyticsモード の「Projects」メニュー、「Project Default Settings」で積分アルゴリズムにAutoPeakを使う時に選択できます。

  • Expected RT:保持時間(RT)がわかっていて、内部標準物質(IS)に安定同位体ラベルを使用していない場合に選択します。 1つのアナライトにつき1つのフラグメントのみが設定されている場合です。
  • Largest :RTがわからず、ISに安定同位体ラベルを使用していない場合に選択します。1つのアナライトにつき1つのフラグメントのみが設定されている場合です。
  • IS:各アナライトごとに安定同位体ラベルISを使用している場合に選択します。
  • Group:同じプリカーサーイオンに2つ以上のフラグメントイオンを設定し、同じGroupに設定している場合に選択します。 User-added image