日付: | 04/30/2018 |
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研究用にのみ使用できます。診断目的での使用はできません。
回答
Analyst® 1.7ソフトウェアには、サンプルをイオン化させる時間の範囲を設定できるScheduled Ionization機能があります。Acquisition Methodの中で Scheduled Ionization機能が選択された場合、StartとStop の時間を設定できます。Scheduled Ionization機能が選択されていないAcquisition Methodで同じサンプルを測定して得られたデータに基づいて設定してください。Scheduled Ionization機能は、コンタミネーションのリスクを軽減することによって装置のダウンタイムを短縮することに役立ちます。一つのPeriod設定(single-period)のAcquisition Methodで使用可能です。
Scheduled Ionization機能を有効にすることで、Start TimeとStop Timeを入力できるようになります。目的ピークが溶出される時間を考慮しこの時間を設定すれば、ESIモードでのIS電圧(ISV)が設定時間の間だけメソッドで指定した電圧で印加されます。開始時間の前と終了時間の後のIS電圧は、ゼロに設定されます。LCメソッドは通常通り設定します。
例)LCの分析時間が6分、Scheduled Ionization機能のStart Timeを1分、Stop Timeを4分に設定した場合、LCはゼロ分からスタートし、6分後で終了します。MS装置は、LCからサンプルが注入されて1分後から4分後までのデータを取得します。またScheduled Ionization機能は、APCIモードのNebulizer Current(NC)でも使用できます。
下図はイメージです。IS電圧は、1と3の範囲でゼロです。2の範囲でIS電圧がアクティブになり、データが取得されます。
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