ProteinPilot™ ソフトウェアは、タンパク質同定および相対的 なタンパク質発現解析といったタンパク質の研究に対してのパラダイムシフトに対応します。洗練されたアルゴリズムと直感的なインターフェイスを組み合わせることで、検索時間や偽陽性を増やすことなくより多くのタンパク質を高い信頼性で同定し、多数の翻訳後修飾も同時に検索できるようになりました。また、ProteinPilot ソフトウェア は、mgf形式を介してすべてのプロテオミクスで使用するMS/MS分析 システムと互換性があります。
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ProteinPilotソフトウェア は、私たちの研究テーマである“イムノペプチドーム”について過去10年以上にわたって働き者であり、この挑戦的な研究のための最初で最高の検索ツールであり続けました。検索空間をスマートに管理するパラゴンアルゴリズムのユニークな能力により、100種類以上の翻訳後修飾と酵素なし設定を組み合わせたデータベース検索を行うことができます。その結果、MHCタンパク質から単離されたペプチドを深く特徴づけることができ、自己免疫と癌における 翻訳後修飾 ペプチドの役割を定義するのに役立ってきました。
Professor Tony Purcell,
Monash University, Australia
Paragon™アルゴリズムを使用して、何百もの生物学的およびその他の修飾、遺伝的アミノ酸置換、予期せぬ切断を同時に検索しかつ偽陽性の爆発的な増加を回避します。
ProteinPilotソフトウェアには、業界をリードするPro Groupアルゴリズムが組み込まれています。擬陽性を抑制するだけでなく、簡単にタンパク質のアイソフォームとサブセットの違いを迅速にグループに分けて解析することができます。
独自のユーザーインターフェースは、生物学を念頭において設計されています。実験室の科学者が使用する用語に基づいてサンプル 情報を入力することを可能にし、ソフトウェアは新しいパラメータ変換(Parameter Translation Layer)機能を用いて検索パラメータを知的に決定します。
最高品質の同定結果は、情報科学の専門知識を必要とせずに提供されます。新しくエキサイティングな生物学の研究において、Parameter Translation Layer(パラメーターを変換するファイル)は、上級ユーザーによって、新しいワークフローを最適化するための設定として新規修飾や化学的な化合物の追加、編集することができます。
高品質で信頼性のあるタンパク質 同定結果を提供するために、自動で厳密な擬陽性率( FDR ) 解析はデコイデータベースを用いて検索を行います。検索によって詳細なレポートが作成され、その診断ダッシュボードを使用しすることにより、 サンプル調製およびLC-MS分析条件を最適化するための情報を確認することができます。