【無料ダウンロード】相間移動溶解剤を用いたプロテオミクスアプローチ(PTS法)によるカレーペースト中の小麦タンパク質の定量

SCIEXでは、LC-MS/MSを用いたアレルゲン分析法の開発に取り組んでいます。

従来、食物アレルゲンの定量測定にはELISA が一般的に使用されてきました。しかし、ELISA において食品からの効率的なアレルゲン抽出に使用されるドデシル硫酸ナトリウム(SDS)は、LC-MSには適合せず、また現在の質量分析(MS)ベースの方法では、SDSよりも可溶化能力の低い抽出バッファーを用いているため食品中のアレルゲン抽出は困難でした。本テクニカルノートでは、PTS法を用いたアレルゲン分析の例をご紹介します。

Points

  • SDSと同等の抽出効率で小麦粉から小麦タンパク標準品を抽出・調整
  • 小麦タンパク標準品を用いPTS法にてカレーペースト中の小麦タンパクを検出・定量

 

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