第37回日本TDM学会・学術大会において実施いたしましたSCIEX共催イブニングセミナーをオンデマンドウェビナーにてご案内します。
演題:質量分析計を用いたTDMの基礎と応用ならびに東北大学病院薬剤部における薬剤師教育体制について
演者:東北大学病院薬剤部・准教授・副薬剤部長
概要:免疫抑制薬、抗菌薬及び抗てんかん薬等の薬剤における治療薬物モニタリング(TDM)の有用性から、特定薬剤治療管理料が算定可能となっており、その測定には主に免疫化学的手法や液体クロマトグラフィー (LC) が用いられてきましたが、近年ではタンデム質量分析 (MS/MS) 技術の汎用化とともにLC/MS/MS法が用いられるようになってきています。
2017年には「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」の改正で、質量分析装置がクラスⅠ医療機器で登録可能となり、その活用の機運が高まっております。しかしながら質量分析計の使用は、未経験者にとって未だ高いとハードルとなっており、基礎的知識や情報の不足が活用の妨げとなっています。
本セミナーでは、質量分析計を用いた薬物血中濃度の基礎と、一斉分析における応用事例、さらには、東北大学病院薬剤部における質量分析の日常業務ならびに研究への活用と薬剤師への教育・指導体制について紹介しております。
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