日付: | 05/10/2018 |
カテゴリー: |
研究用にのみ使用できます。診断目的での使用はできません。
回答
Analyst®ソフトウェアのQuantitateモードでは、LC/MS測定でデータ取得されたDADまたはUVクロマトグラムのピークを積分することができます。
Quantitateモードの「Build Quantitation Method」を選択し、LC/MSデータファイルや解析したいサンプルを選択します。「Components」、「Integration」、「Calibration」の3つのタブが、Quantitation Method作成画面で表示されます。「Components」タブで、Data Sourceとして「DAD」を選択します。
次に、「Analytes」セクションの下の表に積分したいピークを入力していきます。解析するピークにそれぞれ固有の名前を付け、DADと単一波長の両方について解析する波長を入力します。ピークを複数の波長で解析する必要がある場合は、次のように異なる波長でピーク名を2つ入力します:
解析する必要のあるすべてのピークが「Analytes」表に入力されたら、「Integration」タブを選択します。上記表に入力した最初の波長のデータを示すDADのクロマトグラムが表示されます。
カーソルを使用して、テーブルに入力した最初のピークに対応するピークをドラッグします。「 Select Peak」アイコン(上図赤丸で囲まれた)を選択し、Applyを押します。次に示すように、対象のピークが青色でハイライト表示されます:
クロマトグラムにある別のピーク、または別のUV波長の同じピークを選択するには、Analyteドロップダウンメニューからピークを選択します(下図赤丸で囲まれた)
ピークを選択し、Applyを押します:
すべてのピークを選択して積分したら、Fileメニューから「Save As」を選択し、Quantitation Methodに名前を付け保存します。
Quantitation Methodを構築した後、「Quantitation Wizard」を選択し、データファイルとサンプルを選択します。次に、SettingsとQueryを選択します。次の画面で、使用するQuantitation Methodを指定し、「Finish」を選択します。Results Tableが表示されますが、DADピークの積分値は表示されません。Tableを右クリックし、Table Settingsを選択します。Edit→Columns をダブルクリックすると、「Results Table Columns」画面が表示されます。ドロップダウンメニューから「Analyte」を選択し、「Analyte Peak Name」、「Analyte Peak Area for DAD」、「Analyte Peak Height for DAD」の順に選択し、「OK」、「Done」を押します。これらのカラムが、Results Tableに表示されます。
Comment