マサチューセッツ州マールボロ — Danaherグループの一員であり、ライフサイエンス向け分析技術のリーダーである SCIEX は、本日、SCIEX OS ソフトウェア対応の LeadScape® の発売を発表しました。これは、医薬品候補化合物の評価を加速する新しいハイスループットワークフローソリューションです。Sound Analytics社によって開発された本ソフトウェアは、SCIEX OS ソフトウェアで運用される四重極LC-MS/MSシステムにおける化合物最適化およびデータ解析を自動化し、研究者がより迅速に確信を持った意思決定を行えるよう支援します。
LeadScapeは、ハイスループットな吸収・分布・代謝・排泄(ADME)試験を実施する製薬企業および受託研究機関(CRO)のラボ向けに設計されています。本ソフトウェアは、多数の化合物を迅速にスクリーニング・評価できるよう支援するとともに、手作業によるメソッド開発やデータ処理業務を削減します。
また、ワークフローにおける重要な工程を自動化することで、ラボにおける医薬品候補化合物の評価を加速し、スループットの向上とデータに基づく意思決定を可能にします。
「創薬における競争優位性は、単により多くのデータを生み出すことではなく、そのデータをより迅速に意思決定へと結び付けることにあります。SCIEX OS ソフトウェア対応LeadScapeは、化合物評価を遅らせるワークフロー上のボトルネックを解消し、研究者が有望な候補化合物を、より迅速かつ一貫性を持って、確信を持ちながら次の開発段階へ進められるよう支援します。また、最新のソフトウェア環境を活用できる点も大きな利点です。」とSCIEXのProduct Management部門のVice PresidentであるJose Castro-Perez, Ph.D.は述べています。
一方、Sound Analytics社のPresidentであるWayne Lootsmaは次のように述べています。
「LeadScapeは、ハイスループットな化合物分析をより自動化し、より実践的な意思決定につなげることを目的に開発されました。これらの機能をSCIEX OS ソフトウェア環境で利用できるようになったことで、ラボは既存ワークフローを最新化するための新たな選択肢を得ることができます。」
LeadScape バージョン4.0は、化合物最適化およびデータ解析の自動化ソリューションとして広く採用されているDiscoveryQuantソフトウェアの実績あるワークフロー機能を基盤として開発されています。
SCIEX OS ソフトウェア対応LeadScapeは、以下の価値を提供します。
- LC-MS/MSによる化合物最適化の自動化により、アッセイ開発および化合物特性評価を加速します。
- メソッド作成、バッチ作成、データ取得、データ解析を効率化することで、大量サンプルを扱うADMEワークフローのスループットを向上させます。
- 頑健性と再現性に優れたアッセイにより、結果に対する信頼性を向上させます。
- データレビューおよびレポート作成を簡素化するとともに、チームや拠点間でのワークフロー標準化を支援することで、ラボの運用効率と一貫性を向上させます。
SCIEX OS ソフトウェア対応LeadScapeは、SCIEX OS ソフトウェアで制御するSCIEX Triple QuadおよびQTRAP LC-MS/MS システムおよび、SCIEX Triple Quad 6500+ システムを搭載したEcho+® MSシステムと互換性があります。
また、本ソフトウェアは既存のDiscoveryQuant ソフトウェアのデータベースとの互換性を維持しているため、ラボはSCIEX OS ソフトウェアへの移行時に、長年蓄積してきた化合物最適化データや確立されたワークフローを継続して活用することができます。
SCIEX OS ソフトウェア対応LeadScapeの詳細については、製品ページをご覧ください。