MultiQuant ソフトウェアのQuantitation Method(.qmethod)からアナライトを削除する方法｜質量分析計・LC-MS/MSシステムのSCIEX

研究用にのみ使用できます。診断目的での使用はできません。

問題の説明

必要に応じて、MultiQuant™ソフトウェアのQuantitation Method (.qmethod)からアナライトのMRMトランジションを削除することができます。その手順を次に示します。：

解決方法

まず、MultiQuantソフトウェアを開き、 「File」→「Open Quantitation Method」 の順に選択します。


現在開いているQuantitation Methodで、削除する不要なアナライトの行を左クリックしてハイライトします（この例では、Analyte3の2つのMRMが削除されます）。次に、右クリックして「Delete Selected Rows」を選択します。


Analyte3はMRMの一覧から消えます。Analyte3に対応する内部標準(IS)も削除する必要がある場合は、前述の手順と同様にISのMRMの行をハイライトし、「Delete Selected Rows」を選択します。



ISのMRMが削除されたら、メソッド内の残りのアナライトでそのISに対応していたものがないか確認します。別のアナライトもそのISに対応していた場合は、適切なISを再割り当てしてください（例えば、Analyte4のMRM1とMRM2にはIS3が割り当てられていましたので、別のIS1かIS2を再割り当てます）。


不要なアナライトを削除したら、「File」→「Save As」でメソッドを保存します。