SCIEX Triple Quad™ 7500 LC-MS/MSシステム – QTRAP^® Readyを発表 これまでの限界を超越する定量感度を実現

July 09, 2020

マサチューセッツ州フラミンガム — ライフサイエンス分析技術の世界的リーダーであるSCIEXは、次世代の質量分析計SCIEX Triple Quad™ 7500 LC-MS/MSシステム – QTRAP^® Readyを発表しました。このシステムはSCIEXポートフォリオの中で最高レベルの感度を提供し、これまでの定量限界を超越した分析を可能にします。

「SCIEX 7500システムは、研究室の生産性と効率を改善すると確信しております。装置の性能は、一般的に、徐々に改善されるものです。20年前、一桁の感度向上を行うことは容易でしたが、革新が進んだその後の10年は、一桁も感度向上させることは容易なことではありませんでした。驚くべきことに、この新しい7500システムにより、我々は別次元の感度を手にしました。SCIEXは再び、感度の基準を設定し直したことになる。」とAlturas Analyticsの共同創業者であるShane R.Needham氏は述べています。

SCIEX 7500システムの主な特長：

• 最大6桁の線形ダイナミックレンジを備えた簡素化されたワークフローを実現。既存の感度パラメータを超えて、より高感度で正確に定量。
• 新しいD Jet™イオンガイドにより、これまで検出できなかった分析対象物の特性評価が可能に。ユニークなデザインでスプレーされた気相からより多くのイオンの取り込みが可能。
• 新しいOptiFlow^® Proソースで生産性を向上。大量のサンプル調製の必要性を低減し、より高感度でより多くの微量な分析種を定量。
  • OptiFlow^® Proソースに採用されE Lens™テクノロジーにより、イオンサンプリングが向上。
  • OptiFlow^® Proソースのモジュラー機能により、低流速から高流速への変更、およびESIとAPCIへの変更を手動で調整することなく交換可能。
• SCIEX OSソフトウェアを搭載。直観的に操作可能なプラットフォーム上で制御、取得、分析、問い合わせ、およびレポート作成まで一括管理。
• QTRAPへ簡単にアップグレードが出来、分析結果の信頼性向上をサポート。MRM 3ワークフローにより、マトリックス干渉の影響を減らし定量レベルを向上。

「より高速で高感度な分析計のメリットは大きく二点あります。より信頼性の高い定量結果を得ること、そして、複数のランを組み合わせることができることです。」とNofalabのScience and Developmentマネージャー、Wim Broer氏は述べています。食品と環境の分野では、その影響はさらに大きく、「人々の安全を守るために、新しい規制が絶えず導入されている。我々が従事するような研究室では、これらの要件を満たす方法やアプローチを常に革新していかなければなりません。より速く、より敏感な機器がそれを助けます。」と続けます。

SCIEX社長のInese Lowensteinは、「SCIEX 7500システムは、私たちがお客様について学んだこと、私たち自身の野望、達成できることの最高峰にあります。」と付け加えた。

SCIEX Triple Quad™ 7500 LC-MS/MSシステム-QTRAP^® Readyの詳細については、www.sciex.com/gobeyondをご覧ください。

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